アジサイの特徴

とにかく、ちょっと昔の時代、アジサイというお花の存在は、繁殖が容易な花、折った茎を土に植えておくだけで、株がどんどん増やせるということで、それほど貴重な存在として見られなかった歴史が存在しています。

しかし、アジサイというお花が、全然、そのようなイメージのお花ではないということを知っているのは、現代人の私達です。まさに、アジサイというお花の魅力はどんどん増幅していく感じです。

【アジサイというお花は人気のないお花?】

アジサイというお花は、明治時代になってもそれほど人気が出るということがなかったようです。アジサイというお花は、1789年には、中国に伝わっていたものがロンドンに送られました。1900年代のはじめに、フランスで育種がスタートして、これがセイヨウアジサイへと発展したと言われています。

そして、大正時代に、西洋で改良されたものが日本にも入ってきます。それでもすぐに人気が出るということはなかったようですね。

【第二次世界大戦後】

アジサイに人気が出たのは、第二次世界大戦後とも言われています。そのような歴史的背景には、観光資源として注目されたことが大きく関係しているようです。

日本には、アジサイの名所が数々あります。

鎌倉では、明月院や長谷寺が有名ですが、このような観光地において、アジサイは欠かせないものだという意識を多く持っているでしょう。アジサイの存在がなければ、観光地の魅力も間違いなく半減してしまうことになります。

紫陽花の名所となるお寺はしばし全国に見つけことができますが、それは、アジサイのお花が、死者に手向ける花だと考えられていたからと言われています。もう既に、流行病で多数の死者が出る時代ではなくなったのですが、やはり、アジサイは見た目が美しいから、全国のお寺で植えられ続けて来た経緯があります。

【アジサイの不動の人気】

現在の、アジサイの人気は不動とも言っていいでしょう。何しろ多くの人たちが、アジサイの魅力に浸りたいから、様々な観光地へ出掛けて行くほどです。アジサイを見に行っているのではないという人たちも、その観光地において、アジサイの存在がなければ、やっぱり味気ない観光地のイメージを持ってしまうのではないでしょうか。

変わりやすい色もかつては敬遠される原因だったと言います。時代が変われば、変わりやすい色に、どれほど魅了されている人たちがいるのでしょうか。


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